東京都港区の東京海洋散骨の芳賀さんからお話を伺いました。35,000円(税別)の委託代行格安散骨プランなど価格を抑えたサービスを行っている散骨業者ですが、クオリティを落とさず心のこもった対応でご家族に満足いただける海洋散骨を提供しています。
過去に他散骨会社様の仕事ぶりを拝見する機会が多々ありました。その中で「ご遺骨の取り扱い方」や「散骨のやり方」、また「故人様やそのご家族様に対する気持ち」に疑問を感じました。
海洋散骨を必要とされる故人様やご家族様が多いというのもきっかけの一つかもしれませんが、奇跡的にこの世に生まれた人間の最後を大切にしたいという思いから散骨・海洋葬を行っていきたいと気持ちが大きくなったことです。
私たちがしていることは「物」を扱う商売ではありません。一般的なサービス業でもありません。特に委託代行散骨においてはご家族様の代理として本当の意味での現世でのその人の最期を見届けるという責任があります。また、チャーター散骨においては大切な人を見送るご家族様のお手伝いを心を込めて行う必要があります。
心がけていることは気持ちです。
すべての散骨・海洋葬に心を込めて行っておりますので、特に印象の強いケースはございません。しかし、末期の病床で弊社ウェブサイトをご覧いただき「生前に訪れその美しさに心奪われた、沖縄宮古島の海で東京海洋散骨に散骨してもらいたい。」という話をお聞きした際は身の引き締まる思いでした。
特長はありません。ただただその人が生きたという事実を尊重し自然に還るというお手伝いをさせていただく、それだけです。
海洋散骨会社は今やたくさんあります。ホームページや資料を熟読したり、実際に担当者とお会いしてお話をしたりなどしてご自分や故人様に合う散骨会社を見つけ出すことが大切だと思います。失敗談としてよく耳にすることはただ単に費用の安さのみで決めてしまい後悔したというケースです。
東京海洋散骨では費用を抑えた委託代行散骨であってもご遺骨のお預かりの際は極力お客様とお会いしてお話をするように心がけております。
近年インターネットでよく目にする低価格の海洋散骨サービス。経済的に負担も軽くなるので利用者にとっては有難いサービスだと思います。ただ1点、その散骨業者が行う散骨・海洋葬が大切な故人のため、ご遺族が納得してお願いできる内容なのかをよく確認していただきたいです。これは低価格のサービスに限ったことではありません。
どんなに高額でも故人やご家族が望まない散骨であれば、必ず後悔が残ります。芳賀さんの話にあった通り「遺骨」は「物」ではありません。東京海洋散骨の散骨・海洋葬に対する姿勢は、遺骨を扱うすべての業者に共通するものであり、守り続けていく責務なのだと感じました。
東京海洋散骨
芳賀 康一(はが こういち)
鹿児島県生まれ
沖縄、東京育ち。2013年より海洋散骨事業を始める。趣味は人と話をしながら適度なお酒を嗜むこと、ペットの犬猫と戯れること。
【基本情報】
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-1-7