天気予報は曇り一時雨でしたが、出航時に空は晴れて明るくなりました。 神様が天候を操ってくれたかのようです。 USJを横目に船は瀬戸内海を進みます。潮風が心地よい。 ポイントに到着、黙祷の後ご遺骨は大海原へと帰って行きます。 「さようなら、静かにおやすみください。」 故人様の魂に最後の言葉を投げかけると、細かなご遺骨は星雲のようにキラキラと輝きながら深く散っていきました。 献花、献酒、献杯を捧げ、散骨海域を三度周回して帰路につきます。「ありがとう。」そんな言葉が深い海の底から聞こえてきた気がしました。